Gartnerが世界における2016年Q3のスマホ販売台数を公表、メーカー別やOS別のシェアが判明
- 2016年11月19日
- 海外携帯電話
米国の調査会社であるGartnerは2016年第3四半期の世界におけるスマートフォンの販売台数に関する調査結果を発表した。
2016年第3四半期におけるスマートフォンの販売台数は3億7,329万2,500台に達し、前年同期の3億5,418万200台から5.4%増としている。
メーカーおよびブランド別の販売台数とシェアが公開されている。
1位は韓国のSamsung Electronicsで7,173万3,500台となり、前年同期の8,358万6,700台から減少、シェアは23.6%から19.2%に減らした。
2位は米国のAppleで4,300万700台となり、前年同期の4,606万2,000台から減少、シェアは13.0%から11.5%に減らした。
3位は中国のHuawei Technologies (華為技術)で3,248万9,500台となり、前年同期の2,741万2,700万台から増加、シェアは7.7%から8.7%に増やした。
4位は中国のGuangdong OPPO Mobile Telecommunications (広東欧珀移動通信)で2,493万6,600台となり、前年同期の1,186万8,600万台から大幅に増加、シェアは3.4%から6.7%に増やした。
5位は中国のvivo COMMUNICATION TECHNOLOGY (維沃通信科技)で1,987万8,900台となり、前年同期の1,043万7,400万台から大幅に増加、シェアは2.9%から5.3%に増やした。
その他のメーカーおよびブランドは1億8,125万3,300万台となり、前年同期の1億7,481万2,800万台から増加したが、シェアは49.4%から48.6%に減らした。
上位2社は販売台数を減らしており、一方で3位から5位まで中国の3社が販売台数を増やし、3位のHuawei Technologiesは2位のAppleと差が縮小した。
また、4位のGuangdong OPPO Mobile Telecommunicationsと5位のvivo COMMUNICATION TECHNOLOGYは大幅な増加を見せた。
Samsung Electronicsは1位を維持したものの販売台数は大幅に減らしており、Samsung Galaxy Note7の中止による販売機会の損失に加えて、Samsung Galaxy Note7の爆発問題はブランドイメージにも悪影響を与えたとされている。
OS別の販売台数とシェアも公開されている。
1位は米国のGoogleが開発するAndroidで3億2,767万4,000台となり、前年同期の3億13万3,200台から増加、シェアは84.7%から87.8%に増やした。
2位はAppleが開発するiOSで4,300万700台となり、前年同期の4,606万2,000台から減少、シェアは13.0%から11.5%に減らした。
3位は米国のMicrosoftが開発するWindowsで148万4,400台となり、前年同期の587万4,400台から大幅に減少、シェアは1.7%から0.4%に減らした。
4位はカナダのBlackBerryが開発するBlackBerryで37万7,800万台となり、前年同期の97万7,000台から大幅に減少、シェアは0.3%から0.1%に減らした。
その他のOSは75万5,500台となり、前年同期の113万3,600万台から減少、シェアは0.3%から0.2%に減らした。
Windowsは1%を下回っており、BlackBerryは次回集計からその他のOSに含まれても不思議ではなさそうである。
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