Axiataが2016年Q3の決算報告書を公開、子会社各社の携帯電話サービス加入数が判明

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マレーシアのAxiata Groupは2016年第3四半期の決算報告書を公開した。

収益は55億マレーシアリンギット(約1,416億4,136万円)となり、前年同期比で2.8%の増加となった。

EBITDAは21億マレーシアリンギット(約540億8,125万円)で、前年同期比で1.3%の増加となり、前年同期比で増収増益を達成した。

Axiata Groupの子会社としてはマレーシアのCelcom Axiata、インドネシアのXL Axiata、カンボジアのSmart Axiata、スリランカのDialog Axiata、バングラデシュのRobi Axiata、ネパールのNcellが移動体通信事業を手掛けており、このうちSmart Axiataを除いた移動体通信事業者各社の携帯電話サービスの加入数やARPU (1回線当たり月間平均収入)も公表されている。

Celcom Axiataの加入数はポストペイドが2,869,000件、プリペイドが8,285,000件、合計で11,154,000件となり、合計は前四半期の11,234,000件から減少した。

ポストペイド率は約25.7%、プリペイド率は約74.3%、データ通信サービスの加入率は約60.2%である。

マレーシアリンギットベースのARPUはポストペイドが76マレーシアリンギット(約1,957円)で前四半期から変わらず、プリペイドが30マレーシアリンギット(約773円)で前四半期の29マレーシアリンギット(約747円)から上昇、合計が41マレーシアリンギット(約1,056円)で前四半期の39マレーシアリンギット(約1,004円)から上昇した。

スマートフォンの利用率は前四半期から変わらず約66%、LTEネットワークの人口カバー率は前四半期から変わらず約72%である。

XL Axiataの加入数はポストペイドが511,000件、プリペイドが44,461,000件、合計が44,972,000件となり、合計は前四半期の43,972,000件から増加した。

ポストペイド率は約1.1%、プリペイド率は約98.9%、データ通信サービスの加入率は約65%である。

インドネシアルピアベースのARPUはポストペイドが109,000インドネシアルピア(約914円)で前四半期の113,000インドネシアルピア(約948円)から低下、プリペイドが34,000インドネシアルピア(約285円)で前四半期から変わらず、合計が34,000インドネシアルピア(約285円)で前四半期の35,000インドネシアルピア(約293円)から低下した。

スマートフォンの利用率は約60%で前四半期の約53%から上昇、LTE基地局数は7,204局で前四半期の5,250局から増加した。

Dialog Axiataの加入数はポストペイドが1,209,000件、プリペイドが10,103,000件、合計が11,313,000件となり、合計は前四半期の10,957,000件から増加した。

ポストペイド率は約10.7%、プリペイド率は約89.3%、データ通信サービスの加入率は約27.9%である。

スリランカルピーベースのARPUはポストペイドが1,160スリランカルピー(約880円)で前四半期の1,180スリランカルピー(約895円)から低下、プリペイドが316スリランカルピー(約240円)で前四半期の296スリランカルピー(約225円)から上昇、合計が406スリランカルピー(約308円)で前四半期の392スリランカルピー(約297円)から上昇した。

スマートフォンの利用率は約41%で前四半期の約38%から上昇、LTE基地局数は2,049局で前四半期の1,917局から増加した。

Robi Axiataの加入数はポストペイドが182,000件、プリペイドが23,652,000件、合計が23,834,000件となり、合計は前四半期の27,442,000件から大幅に減少した。

ポストペイド率は約0.8%、プリペイド率は約99.2%、データ通信サービスの加入率は約56.8%である。

バングラデシュタカベースのARPUはポストペイドが278バングラデシュタカ(約393円)で前四半期の286バングラデシュタカ(約405円)から低下、プリペイドが154バングラデシュタカ(約218円)で前四半期の123バングラデシュタカ(約174円)から上昇、合計が155バングラデシュタカ(約219円)で前四半期の135バングラデシュタカ(約191円)から上昇した。

スマートフォンの利用率は約27%で前四半期の約24%から上昇、W-CDMA基地局数は5,225局で前四半期の4,624局から増加した。

Ncellの加入数はポストペイドが497,000件、プリペイドが13,892,000件、合計が14,388,000件となり、合計は前四半期の14,006,000件から増加した。

ポストペイド率は約3.5%、プリペイド率は約96.5%、データ通信サービスの加入率は約41.9%である。

ネパールルピーベースのARPUはポストペイドが381ネパールルピー(約393円)で前四半期の425ネパールルピー(約439円)から低下、プリペイドが343ネパールルピー(約354円)で前四半期の365ネパールルピー(約377円)から低下、合計が345ネパールルピー(約356円)で前四半期の367ネパールルピー(約379円)から低下した。

スマートフォンの利用率は約39%で前四半期の約36%から上昇、W-CDMA基地局数は1,800局で前四半期の1,735局から増加した。

なお、Robi Axiataは2016年11月16日にRobi Axiataを存続会社として、インドのBharti Airtelの子会社でバングラデシュの移動体通信事業者であるAirtel Bangladeshと合併を完了した。

Axiata Group