中国電信がSnapdragon 821を搭載したCool Changer S1の取り扱いを開始
- 2017年01月02日
- Android関連
中国の移動体通信事業者であるChina Telecom (中国電信)はYulong Computer Telecommunication Scientific (Shenzhen) (宇龍計算機通信科技(深圳))製のFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/CDMA2000/GSM端末「Cool Changer S1 (C105-6)」の取り扱いを開始した。
LeEcoブランドを展開する中国のLe Holdings (楽視控股)とCoolpadブランドを展開するYulong Computer Telecommunication Scientific (Shenzhen)が共同開発したCoolブランドのスマートフォンである。
OSにはAndroid 6.0.1 Marshmallow Versionを採用している。
独自ユーザインターフェースとしてLeEcoブランドのスマートフォンで主に採用されるeUI 5.8を導入する。
チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 821 (MSM8996Pro)である。
CPUはクアッドコアで動作周波数は最大2.35GHzとなっている。
ディスプレイは約5.5インチFHD(1080*1920)IPS液晶を搭載している。
カメラはリアに光学手ブレ補正対応の約1600万画素積層型CMOSイメージセンサSony IMX298 Exmor RS、フロントに約800万画素CMOSイメージセンサを備える。
通信方式はFDD-LTE 2600(B7)/2100(B1)/1800(B3)/ 900(B8)/850(B5)/800(B20) MHz, TD-LTE 2600(B38)/2500(B41)/ 2300(B40)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/900(VIII)/850(V) MHz, TD-SCDMA 2000(B34)/1900(B39) MHz, CDMA2000 1900(BC1)/800(BC0) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する。
LTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーション(CA)に対応しており、China Telecomが天翼4G+として提供するキャリアアグリゲーションを利用できる。
SIMカードはデュアルSIMで、2個のNano SIM (4FF)サイズのSIMカードスロットを備える。
Bluetooth 4.1や無線LAN IEEE 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz and 5.xGHz Dual-Band)にも対応する。
システムメモリの容量が4GBで内蔵ストレージの容量が64GBのモデルと、システムメモリの容量が6GBで内蔵ストレージの容量が128GBのモデルが用意されている。
電池パックは内蔵式で、容量は4070mAhとなっている。
充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cを採用している。
リアには指紋認証センサを搭載しており、セキュリティ性能を高めている。
カラーバリエーションはシステムメモリの容量が4GBのモデルは恒河金と暗夜黒の2色展開、6GBのモデルは流光黒の1色展開である。
China Telecomによる販売価格はシステムメモリの容量が4GBのモデルが2,799人民元(約47,000円)、6GBのモデルが3,199人民元(約54,000円)に設定されている。
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