シンガポールのStarHub MobileとM1が通信設備の共有に関する覚書を締結
- 2017年01月12日
- 海外携帯電話
シンガポールの移動体通信事業者であるStarHub MobileとM1は通信設備の共有に関する覚書を締結したと発表した。
無線アクセスネットワークやバックホールを共有する方向で調整するための覚書を締結したという。
StarHub MobileとM1は長らくアンテナシステム、建物内ファイバ、トンネル内ケーブルを共有してきたが、協力関係をさらに高度化してモバイルネットワークのカバレッジやキャパシティを増強し、モバイルネットワークの運用の効率化や顧客の利益を最大化する狙いがある。
モバイルデータトラヒックの急増に対応する必要があり、StarHub MobileとM1は通信設備を共有することで、より費用対効果の高い次世代ネットワークを構築できると説明している。
シンガポールでは第4の移動体通信事業者としてTPG Telecomが新規参入することが決定しており、競争が激化すると見込まれている。
競争の激化を見込んでStarHub MobileとM1は協力関係を深め、モバイルネットワークの運用コストを抑える狙いがあると思われる。
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