IDC Japanが日本における2016年の携帯電話出荷シェアを公表
調査会社のIDC Japanは日本における2016年の携帯電話およびスマートフォンの出荷台数に関する調査結果を発表した。
なお、携帯電話は従来型携帯電話やガラケーとも呼ばれるフィーチャーフォンとスマートフォンの両方が含まれる。
2016年第4四半期は携帯電話の出荷台数が975万台となり、前年同期比6.7%減となった。
メーカーおよびブランド別のシェアは1位が米国のAppleで51.8%、2位がSony Mobile Communicationsで13.5%、3位がSHARPで8.4%、4位がFUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIES (富士通コネクテッドテクノロジーズ:FCNT)で7.8%、5位がKYOCERA (京セラ)で6.9%、その他のメーカーおよびブランドが11.7%である。
スマートフォンの出荷台数は938万台となり、前年同期比10.2%増、携帯電話のうちスマートフォンの比率は96.2%である。
メーカーおよびブランド別のシェアは1位がAppleで53.9%、2位がSony Mobile Communicationsで14.0%、3位がSHARPで8.7%、4位がKYOCERAで7.1%、5位がFUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIESで5.4%、その他のメーカーおよびブランドが10.9%である。
2016年通年は携帯電話の出荷台数が3,260万台となり、前年比5.3%減となった。
メーカーおよびブランド別のシェアは1位がAppleで49.1%、2位がSony Mobile Communicationsで11.3%、3位がSHARPで10.7%、4位がFUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIESで8.9%、5位がKYOCERAで8.1%、その他のメーカーおよびブランドが11.8%である。
スマートフォンの出荷台数は2,933万台となり、前年比6.3%増、携帯電話のうちスマートフォンの比率は90.0%である。
メーカーおよびブランド別のシェアは1位がAppleで54.8%、2位がSony Mobile Communicationsで12.6%、3位がSHARPで1.4%、4位がKYOCERAで7.6%、5位がFUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIESで6.1%、その他のメーカーおよびブランドが8.4%である。
フィーチャーフォンの出荷台数が急速に減少したため、携帯電話の出荷台数は減少傾向となったが、スマートフォンのみでは出荷台数が増加傾向にある。
Appleは依然として強い人気を維持し、年間を通して約5割のシェアを占める。
出荷台数のうえではSIMロックフリーのスマートフォンは少数とのことで、移動体通信事業者が提供するスマートフォンが大多数を占めることには変わりない。
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