NTTドコモやKDDIがシンガポールにおけるGSMの終了を案内
- 2017年02月23日
- docomo-総合, KDDI-総合, SoftBank-総合, 海外携帯電話
NTT DOCOMOおよびKDDIはシンガポールにおけるGSM方式の終了を告知した。
シンガポールでは2017年3月31日をもってすべての移動体通信事業者、具体的にはSingtel Mobile Singapore、StarHub Mobile、M1の3社がGSM方式の提供を終了する。
シンガポールにおけるGSM方式の終了に伴い、NTT DOCOMOはWORLD WINGでシンガポールにおけるGSM方式の利用が不可となるが、LTE方式およびW-CDMA方式に対応した機種はこれまで通り国際ローミングで利用可能と案内している。
なお、NTT DOCOMOの場合はW-CDMA方式では3社とも国際ローミングで提携し、LTE方式はSingtel Mobile SingaporeとStarHub Mobileで利用できる。
KDDIは2017年3月31日23時59分59秒(日本時間)にシンガポールにおけるau世界サービス(通信方式GSM)を終了する。
Apple iPhone 4s、MIRACH IS11PT、MOTOROLA RAZR IS12M、Xperia acro HD IS12S、ARROWS Z ISW13F、HTC J ISW13HT、AQUOS PHONE SERIE ISW16SH、EIS01PT以外の機種を利用中で2017年4月以降にシンガポールでau世界サービスを利用する場合は、4G LTE ケータイまたは4G LTE スマートフォンを利用するよう案内している。
なお、KDDIの場合はW-CDMA方式ではSingtel Mobile SingaporeとStarHubと国際ローミングで提携し、LTE方式はStarHubのみ利用できる。
参考までに、シンガポールにおけるGSM方式の終了はSoftBankも国際ローミングで他社と同様の影響を受けることになり、SoftBankは3社とも国際ローミングでLTE方式を利用可能である。
GSM方式を導入した国や地域において、移動体通信事業者の事業終了を除き、次世代通信方式への移行を目的として当該国のすべての移動体通信事業者がGSM方式を終了する事例はシンガポールが初めてとなる。
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