Orascom TMT InvestmentsがブラジルOiの買収に向けて交渉を延長
- 2017年03月08日
- 海外携帯電話
ルクセンブルクの投資会社であるOrascom TMT Investments (OTMTI)はブラジルのOiの買収に向けてOiと交渉しているが、Orascom TMT InvestmentsとOiは交渉期限を延長したことを明らかにした。
Oiは2017年3月2日付けでサンパウロ証券・商品・先物取引所を通じて公示し、Orascom TMT Investmentsとの交渉を2017年3月31日まで延長すると告知している。
Oiはブラジルで移動体通信事業や固定通信事業を手掛けるが、2016年6月にブラジル史上最大規模の負債を抱えて会社更生手続きの適用をリオデジャネイロ州の裁判所に申請しており、事実上の倒産となった。
Orascom TMT InvestmentsはOiの経営再建に向けてOiを買収することを提案しており、Orascom TMT InvestmentsとOiの間で交渉が進められている。
なお、Orascom TMT InvestmentsはエジプトのOrascom Telecom Media and Technology Holding (OTMT)の親会社で、Orascom Telecom Media and Technology Holdingの株式52%を保有する。
Orascom Telecom Media and Technology Holdingは子会社や関連会社を通じてレバノンや朝鮮民主主義人民共和国で移動体通信事業を手掛ける。
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