最初のインド製iPhoneがインド当局の認証を取得
- 2017年03月25日
- Apple関連
インドの認証機関であるインド規格局(Bureau of Indian Standards:BIS)は認証情報を更新し、Apple製のFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/GSM端末「A1723」が2017年3月23日付けでインド規格局の認証を取得したことが分かった。
登録番号はR-62000612。
情報通信機器向けのインド規格であるIS 13252(PART 1):2010に合格したことを意味する。
A1723はApple iPhone SEの型番に該当し、インド規格局による認証の取得は2度目となる。
インド規格局の認証は製造拠点が異なれば再認証を受けるため、A1723は新たな製造拠点における製造の開始に伴い再認証を受けた。
製造拠点は1度目の認証が中国のHong Fu Jin Precision Electronics (Zhengzhou) (鴻富錦精密電子(鄭州))、2度目の認証がインドのICT Service Management Solutions (India)となっている。
なお、Hong Fu Jin Precision Electronics (Zhengzhou)は台湾のFoxconn Technology Group (鴻海科技集団)傘下で、ICT Service Management Solutions (India)は台湾のWistron (緯創資通)傘下である。
製造拠点の所在地も公開されており、ICT Service Management Solutions (India)の製造拠点は下記の通り。
No. 93, Industrial Suburb, Stage-2, Yeshwanthpur, Bangalore, Karnataka, REPUBLIC OF INDIA
インドのカルナータカ州・バンガロールに位置するICT Service Management Solutions (India)の工場で製造されたApple iPhone SEがインド規格局の認証を取得したことになり、Wistronの傘下企業が製造を担当することも分かる。
これまでより、AppleはWistronと提携してバンガロールの工場においてiPhoneシリーズのスマートフォンを製造するとの報道があったが、一連の報道は正確だったことが証明された。
なお、インドで製造されたiPhoneシリーズのスマートフォンがインド規格局による認証を取得した事例はA1723が初めてである。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。