モナコの携帯電話事業者Monaco Telecomが4CC CAを導入、下り最大1Gbpsに高速化へ
- 2017年04月25日
- 海外携帯電話
モナコの移動体通信事業者であるMonaco TelecomはLTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーション(CA)を高度化した4コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(4CC CA)を導入すると発表した。
4CC CAではFDD-LTE方式の2.6GHz帯(Band 7)、1.8GHz帯(Band 3)、800MHz帯(Band 20)の3つの周波数において、4つのコンポーネント・キャリアで合計75MHz幅を利用する。
また、4CC CAに加えて4×4 MIMOや256QAMを同時に適用することで、LTE DL Category 16に対応した端末では下り最大1Gbpsで利用可能となる予定である。
Monaco Telecomは下り最大1Gbpsに対応した最初のスマートフォンを迎え入れる準備ができたと説明している。
ネットワークの構築には中国のHuawei Technologies (華為技術)と協力したことが明らかにされている。
なお、下り最大1GbpsのLTEネットワークは2017年2月に豪州の移動体通信事業者であるTelstraが世界で初めて商用化しており、2017年4月には下り最大1Gbpsに対応した最初のスマートフォンも発売している。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。