シンガポール政府、Apple Storeの工事現場で作業停止命令の発出が判明
- 2017年04月29日
- Apple関連
シンガポールの政府機関である労働省(Ministry of Manpower:MOM)はシンガポールにおけるApple Storeの工事現場で作業停止命令を発出していたことが分かった。
シンガポールでは米国のAppleやAppleのシンガポール法人であるApple South Asiaを含めた関係各社がApple Storeの開業に向けて準備を進めており、シンガポールのLegend (Singapore) Interiorsが施工業者として工事を手掛ける。
労働省が公表した作業停止命令の発出記録によると、2016年の101番目の作業停止命令がApple Storeの工事に該当する。
番号は2016年の101番、施工業者はLegend (Singapore) Interiors、作業所在地は270 Orchard Road SINGAPORE 238857、作業停止命令の種別は完全、状態は解除済み、発出日は2016年10月24日、解除日は2016年11月16日となっている。
なお、作業停止命令は完全と一部が存在し、部分的な作業停止命令ではなく、完全な作業停止命令であったことが分かる。
作業停止命令の発出理由は公表されていないが、すでに作業停止命令は解除されている。
Apple Storeの工事現場では工事完了予定日が掲出されており、工事の着手当初は2016年10月31日と掲示していたが、その後に工事完了予定日は2017年1月30日に延期された。
最初の工事完了予定日は作業停止命令の発出期間中で作業を中断していたため、作業停止命令を受けたことが延期の一因となった可能性もある。
シンガポールのApple Storeは2017年5月に開業する計画との情報があり、シンガポールではもちろんのこと東南アジアで初めてのApple Storeとなる。
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シンガポールのApple Storeの工事現場 (2017年4月)
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