HTCがエッジ・センスを採用したフラッグシップのスマートフォンHTC U11を発表
- 2017年05月16日
- Android関連
台湾のHTC (宏達国際電子)はFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/GSM端末「HTC U11 (U-3u)」を発表した。
HTCのフラッグシップとなるスマートフォンである。
OSにはAndroid 7.1 Nougat Versionを採用する。
独自ユーザインタフェースとしてHTC Senseを導入している。
チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 835 Mobile Platform (MSM8998)である。
CPUはオクタコアで動作周波数が最大2.45GHzとなっている。
ディスプレイは約5.5インチWQHD(1440*2560)Super LCD 5で、画素密度は534ppiに達する。
フロントパネルはCorning Gorilla Glass 5を採用している。
カメラはリアに光学式手ブレ補正に対応した約1200万画素裏面照射型CMOSイメージセンサHTC UltraPixel 3、フロントに約1580万画素裏面照射型CMOSイメージセンサを備える。
通信方式はFDD-LTE 2600(B7)/2100(B1)/1800(B3)/ 1700(B4)/1500(B32)/900(B8)/850(B5)/ 800(B20)/700(B12/B17/B28) MHz, TD-LTE 2600(B38)/2500(B41)/ 2300(B40)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/900(VIII)/850(V) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する。
LTE DL Category 15およびLTE UL Category 5に対応し、通信速度は下り最大800Mbps/上り最大75Mbpsとなる。
LTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーション(CA)を利用可能で、下りは4コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(4CC CA)まで利用できる。
LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)も利用可能である。
SIMカードはデュアルSIMで、2個のNano SIM (4FF)サイズのSIMカードスロットを備える。
Bluetooth 4.2や無線LAN IEEE 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz and 5.xGHz Dual-Band)やNFC Type A/Bにも対応する。
システムメモリの容量が4GBで内蔵ストレージの容量が64GBのモデルと、システムメモリの容量が6GBで内蔵ストレージが128GBのモデルが用意される。
外部メモリを利用可能としており、microSDカードスロットを備える。
IP67に準拠した防水性能および防塵性能を有する。
電池パックは内蔵式で、容量は3000mAhとなっている。
急速充電のQualcomm Quick Charge 3.0に対応し、充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cとなる。
フロントには指紋認証センサを搭載しており、セキュリティ性能を高めている。
HTC Edge Senseを採用しており、サイドフレームにセンサが内蔵されている。
サイドフレームを握ることで迅速かつ直感的な操作を実行可能で、短押しや長押しなど握り方により異なる操作をできる。
頻繁に利用する機能に応じて、操作内容のカスタマイズにも対応する。
カラーバリエーションはAmazing Silver (炫藍銀)、Sapphire Blue (寶宝石藍)、Brilliant Black (亮麗黒)、Solar Red (艶陽紅)、Ice White (氷雪白)の5色展開である。
2017年5月より順次販売を開始する予定と案内している。
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