台湾の亞太電信が2017年Q3にTD-LTEを導入へ
- 2017年06月21日
- 海外携帯電話
台湾の移動体通信事業者であるAsia Pacific Telecom (亞太電信)は2017年第3四半期にTD-LTE方式を導入することが分かった。
Asia Pacific Telecomは株主総会でネットワークの戦略に関して言及しており、2017年第3四半期にTD-LTE方式を導入する計画を明らかにした。
Asia Pacific Telecomは台湾で2015年第4四半期に実施された2.6GHz帯の周波数オークションで2.6GHz帯を取得した。
2.6GHz帯は25MHz幅をTDDで取得しており、TD-LTE方式を導入することが決定的となっていた。
なお、25MHz幅のうち5MHz幅はガードバンドとなるため、実際にTD-LTE方式を運用できる帯域幅は20MHz幅となる。
Asia Pacific Telecomはローミング提携としてTaiwan Mobile (台湾大哥大)のネットワークも利用しているが、2017年末には完全にAsia Pacific Telecomのネットワークを利用することを目指すという。
台湾ではFar EasTone Telecommunications (遠傳電信)もTD-LTE方式の導入が決まっているが、TD-LTE方式の運用は開始していない。
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