docomo向けXi対応タブレットN-08Dと思われるKMP7R4D1-1AがFCC通過

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NTT docomo向けのNEC製LTE/W-CDMA/GSM端末「KMP7R4D1-1A」が2012年5月11日付けでFCCを通過した。
FCCIDはA98-FBC3105。
KMP7R4D1-1Aは下記の周波数でFCCを通過している。
826.4～846.6 MHz：W-CDMA 850(V) MHz
824.2～848.8 MHz：GSM 850 MHz
1850.2～1909.8 MHz：GSM 1900 MHz
2402.0～2480.0 MHz：Bluetooth
2412.0～2462.0 MHz：Wireless LAN
モバイルネットワークはW-CDMA 850(V) MHz, GSM 1900/850 MHzで通過している。
Bluetoothや無線LANの周波数でも通過している。
無線LAN通信はIEEE 802.11 b/g/nに対応している。
IEEE 802.11 nは2.4GHz帯のみに対応しており、5.xGHz帯には非対応となっている。
RFIDの周波数では通過しておらず、FeliCaには非対応になると思われる。
FCCの資料にはPortable Tablet Computerと記載されており、タブレット型端末であることが分かる。
KMP7R4D1-1AはFCC以外にTELECを通過している。
日本国内ではLTE 2100(I) MHz, W-CDMA 2100(I)/800(VI/XIX) MHzに対応していることが判明している。
通信方式や対応周波数よりNTT docomo向けの端末と考えられる。
キャリア型番は不明であるが、KMP7R4E1-2AがMEDIAS X N-07DになりそうなのでKMP7R4D1-1AはN-08Dになると思われる。
FCCではラベル以外に端末図や筐体サイズが公開されている。
ラベルは筐体にプリントされているので、電池パックの取り外しは不可となる模様だ。
筐体の輪郭はMEDIASシリーズらしい形状という印象だ。
前面はディスプレイのみで、ナビゲーションキーは搭載していないように見える。
背面にはカメラやカメラ用フォトライトを備えている。
W-CDMA/GSMアンテナやBluetooth/無線LANアンテナの位置も公開されている。
筺体サイズ(縦×横)は約199.0×114.0mmとなっている。
ディスプレイのサイズは約7.0インチになると推測している。
MEDIASシリーズのタブレットとして登場することになりそうである。



・FCC (NEC KMP7R4D1-1A)
https://fjallfoss.fcc.gov/oetcf/eas/reports/ViewExhibitReport.cfm?mode=Exhibits&RequestTimeout=500&calledFromFrame=N&application_id=845215&fcc_id=’A98-FBC3105′