auが4CC CAを導入、iPhone 8とiPhone 8 Plusで下り最大558Mbpsに
- 2017年09月13日
- KDDI-総合
KDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneは複数の搬送波を束ねて通信するキャリアアグリゲーション(CA)を高度化した4コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(4CC CA)を導入すると発表した。
2017年9月に4CC CAを導入する予定で、KDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneが運用する4G LTEのネットワークとUQ Communicationsが運用するWiMAX 2+のネットワークを利用して4CC CAを実現する。
具体的に、4G LTEはTD-LTE方式の3.5GHz帯(Band 42)で20MHz幅を2搬送波、WiMAX 2+はTD-LTE方式と高い互換性を確保したWiMAX Release 2.1 Additional Elements (WiMAX R2.1 AE)方式の2.5GHz帯(Band 41)で20MHz幅を2搬送波、合計で4搬送波を束ねたCA_41C-42Cの組み合わせとなる。
従来では1搬送波あたりの通信速度は下り最大110Mbpsであるが、各搬送波で256QAMを適用して1搬送波あたりの通信速度を下り最大139.5Mbpsとし、4CC CAと256QAMを同時に適用することで通信速度は下り最大558Mbpsに達する。
まずは東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、愛知県、大阪府、京都府、兵庫県の一部エリアから下り最大558Mbpsで提供し、対応端末としてはApple iPhone 8およびApple iPhone 8 Plusを用意している。
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