マオリ語週間に合わせてマオリ語に対応したスマートフォンSkinny Tahiを発表
- 2017年09月17日
- Android関連
ニュージーランドの移動体通信事業者 (MNO)であるSpark New Zealand傘下のSpark New Zealand TradingはW-CDMA端末「Skinny Tahi (L111)」を発表した。
Spark New Zealand Tradingが展開するSkinnyブランドのスマートフォンである。
OSにはAndroid 5.1 Lollipop Versionを採用する。
ディスプレイは約4.0インチWVGA(480*800)液晶を搭載している。
カメラはリアに約200万画素CMOSイメージセンサ、フロントに約30万画素CMOSイメージセンサを備える。
通信方式はW-CDMA 2100(I)/850(V) MHzに対応する。
Bluetooth 2.1や無線LAN IEEE 802.11 b/g/n (2.4GHz)も利用できる。
システムメモリの容量は512MBで、内蔵ストレージの容量は4GBである。
カラーバリエーションはBlackの1色を用意する。
Skinny Tahiはマオリ語への対応が最大の特徴となり、マオリ語と英語の両方を利用できるバイリンガルのスマートフォンと位置付けている。
ニュージーランドの公用語には英語のほかに、先住民族のマオリ族が話すマオリ語も指定されており、ニュージーランドの政府機関であるマオリ振興省やマオリ語委員会がマオリ文化の保護や促進に係る活動を行っている。
マオリ文化を推進する活動の一環で年1回の頻度でTe Wiki o te Reo Māori (マオリ語週間)を実施しており、2017年のTe Wiki o te Reo MāoriはテーマをKia ora te reo Māori (マオリ語を生かそう)としている。
Spark New Zealand TradingはKia ora te reo Māoriに呼応し、毎日の生活の中でより多くのマオリ語を学習、使用できるようにするためのツールとして、2017年のTe Wiki o te Reo Māoriに合わせてSkinny Tahiを発売する。
ペットネームのTahiはマオリ語で数字の1を意味している。
価格は69ニュージーランドドル(約5,600円)に設定されている。
なお、Spark New Zealand Tradingは仮想移動体通信事業者(MVNO)としてSpark New Zealandのネットワークを利用した携帯電話サービスを提供している。
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