フィリピンで携帯電話事業参入を目指すTransCo、日本企業を含む10社が協業に関心か
- 2017年10月10日
- 海外携帯電話
フィリピンの政府系企業であるNational Transmission Corporation (TransCo)は電気通信分野に新規参入する方針を示したことが分かっている。
National Transmission CorporationはPLDTやGlobe Telecomと競合する電気通信事業者を目指すと表明しており、携帯電話事業への新規参入を検討していると思われる。
フィリピンは人口が1億人を超えて経済成長が好調で、これまでより複数の企業が電気通信分野への新規参入に関心を示していたが、電気通信分野への新規参入を表明したNational Transmission Corporationに対して10社が協業に強い関心を表明した模様である。
National Transmission Corporationとの協業に関心を示した10社にはフィリピン、日本、中国、インドネシア、米国などの企業が含まれると伝えられている。
具体的な企業名は公表が避けられたが、日本の企業は日本で3位の電気通信事業者で、インドネシアの企業はケーブル事業に従事しており、中国の企業は複数の企業が含まれるという。
なお、National Transmission Corporationの電気通信分野への新規参入は決定事項ではないが、電気通信分野への新規参入が実現すれば社名をNational Transmission and Telecommunications Corporationに変更する方針も示している。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。