ZTEが2017年Q3の業績を発表、通年は黒字転換の見込み
- 2017年10月22日
- 海外携帯電話
中国のZTE (中興通訊)は2017年第3四半期の業績を発表した。
2017年9月30日に終了した9ヶ月間の売上高は前年同期比7.01%増の765億7,973万9,000人民元(約1兆3,129億円)、営業利益は前年同期比455.11%増の52億8,667万5,000人民元(約906億円)、株主に帰属する純利益は前年同期比36.58%増の39億465万2,000人民元(約669億円)となった。
前年同期比で増収増益を達成し、ネットワーク事業や消費者事業の堅調な伸長に支えられたという。
さらに2017年通年の業績にも言及しており、2017年通年の純利益は43億人民元(約737億円)から48億人民元(約823億円)となる見通しで、黒字転換を果たす見込みと明らかにした。
なお、2016年通年は23億5,740万人民元(約404億円)の赤字を記録していた。
ZTEは米国政府の輸出管理規則に違反したため、米国政府より892,360,064米ドル(約1,013億円)の罰金を命じられた。
罰金の支払いによる損失を2016年第4四半期に計上し、これが影響して赤字を記録したが、罰金を除けば株主に帰属する純利益は38億3,000万人民元(約657億円)の黒字を記録していたという。
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