韓国のサムスン電子が2017年Q3の業績を発表、過去最高益を記録
- 2017年10月31日
- 海外携帯電話
韓国のSamsung Electronicsは2017年第3四半期の業績を発表した。
売上高は前年同期比29.77%増の62兆489億韓国ウォン(約6兆2,632億円)、営業利益は前年同期比179.48%増の14兆5,332億韓国ウォン(約1兆4,670億円)を記録し、いずれも四半期ベースで過去最高となった。
当期純利益は前年同期比146.66%増の11兆1,934億韓国ウォン(約1兆1,299億円)としている。
事業部門別の業績も公開されている。
半導体事業は売上高が19兆9,100億韓国ウォン(約2兆97億円)、営業利益が9兆9,600億韓国ウォン(約1兆54億円)となった。
ディスプレイ事業は売上高が8兆2,800億韓国ウォン(約8,358億円)、営業利益が9,700億韓国ウォン(約979億円)となった。
IM (IT & Mobile Communications)部門は売上高が27兆6,900億韓国ウォン(約2兆7,950億円)、営業利益が3兆2,900韓国ウォン(約3,208億円)となった。
CE (Consumer Electronics)部門は売上高が11兆1,300億韓国ウォン(約1兆1,235億円)、営業利益が4,400億韓国ウォン(約444億円)となった。
スマートフォンを含めた無線事業を担うIM部門ではSamsung Galaxy Note8やSamsung Galaxy Jシリーズの販売が好調という。
全体的にスマートフォンの販売台数は増加したが、中低価格帯の販売比率が高まり、IM部門の売上高と営業利益は前期比で減少となった。
2017年第4四半期はスマートフォンのプレミアム市場でメーカー間の競争が激化すると予想されるが、Samsung Galaxy Note8の発売国の拡大やマーケティング活動の強化などで、フラッグシップ製品の販売を拡大する計画である。
ただ、中低価格帯の販売台数が減少する見込みで、全体的なスマートフォンの販売台数は前期比で減少すると予想されている。
2017年第4四半期のIM部門の業績は前四半期と同等の堅調な業績を達成する見込みという。
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