KDDIが2017年度前半の業績を発表、増収増益を達成
- 2017年11月01日
- KDDI-総合
KDDIは2018年3月期(2017年度)前半の業績を発表した。
2018年3月期前半の売上高は前年同期比5.0%増の2兆4,160億7,000万円、営業利益が前年同期比1.9%増の5,425億3,600万円、営業利益率が前年同期比0.7ポイント減の22.5%、純利益が前年同期比1.0%増の3,294億4,400万円となった。
前年同期比で増収増益を達成したことになる。
2018年3月期前半終了時点の事業データも公開されている。
累計契約数はauが4,966万5,000件、UQ WiMAXが2,710万4,000件となり、いずれも増加傾向にある。
パーソナルセグメント・バリューセグメントにおいて、au契約数は増加傾向で3,901万4,000件、スマートフォン浸透率は上昇傾向で63.8%となっている。
モバイルID数は前四半期末から増加して2,608万3,000件となり、モバイルID数のうちau契約者数は減少傾向で2,481万7,000件、仮想移動体通信事業者(MVNO)契約数は増加傾向で126万5,000件となった。
なお、モバイルID数はau契約者数とMVNO契約数の合算で、au契約者数は同一名義契約を除いたau通信ARPA (1加入者当たり月間平均収入)の対象契約数となる。
au契約者数はOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)も含まれ、MVNO契約数は連結子会社で提供しているMVNOサービスベースとなるが、一部サービスを除外し、他事業者のネットワークを使用するサービスも含まれる。
パーソナルセグメント・バリューセグメントにおける日本円(JPY)ベースの総合ARPAは6,540円、うちau通信ARPAは5,970円、付加価値ARPAは570円となり、au通信ARPAは前四半期末から変わらず、総合ARPAと付加価値ARPAは前四半期末から上昇した。
ARPU (1回線当たり月間平均収入)は1回線当たりの月間売上高を示すが、ARPAは同一名義でスマートフォンやタブレットなど複数の回線を利用している場合はそれらをまとめ、1加入者当たりの月間売上高を示す。
2018年3月期前半のau端末販売台数は前年同期から増加して416万台、うちスマートフォン販売台数は前年同期から減少して330万台、au端末出荷台数は前年同期から減少して378万台となった。
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