Kirin 970を搭載したHUAWEI Honor View10を発表、デュアルSIMデュアルVoLTEに対応
- 2017年12月07日
- Android関連
中国のHuawei Technologies (華為技術)はFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/GSM端末「HUAWEI Honor View10」を発表した。
中国向けに発表済みのHUAWEI Honor V10のグローバル版となるスマートフォンである。
OSにはAndroid 8.0 Oreo Versionを採用している。
独自ユーザインターフェースとしてEMUI 8.0を導入する。
チップセットは64bit対応のHUAWEI Kirin 970である。
CPUはクアッドコアの2.36GHzとクアッドコアの1.8GHzで計オクタコアとなっている。
なお、HUAWEI Kirin 970はAI対応のチップセットとしており、Neural Network Processing Unit (NPU)と呼ばれるAI処理専用のユニットが統合されている。
ディスプレイは約5.99インチFHD+(1080*2160)IPS液晶を搭載しており、画素密度は403ppiとなる。
アスペクト比が18:9の縦長ディスプレイを採用し、フロントのディスプレイ占有率を高めている。
カメラはリアに約1600万画素裏面照射型CMOSイメージセンサと約2000万画素裏面照射型CMOSイメージセンサからなるデュアルカメラ、フロントに約1300万画素裏面照射型CMOSイメージセンサを備える。
リアのデュアルカメラは約1600万画素裏面照射型CMOSイメージセンサがカラーセンサ、約2000万画素裏面照射型CMOSイメージセンサがモノクロセンサとなる。
通信方式はFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/GSM方式に対応している。
LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)を利用できる。
SIMカードはデュアルSIMで、2個のNano SIM (4FF)サイズのSIMカードスロットを備える。
デュアルSIMデュアルVoLTE (双卡双VoLTE/DSDV)に対応するため、優先のSIMカードでFDD-LTE/TD-LTE方式を利用時に、第二のSIMカードはFDD-LTE/TD-LTE方式で同時待機が可能となる。
Bluetooth 4.2や無線LAN IEEE 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz and 5.xGHz Dual-Band)やNFC Type A/Bにも対応する。
システムメモリの容量は6GBで、内蔵ストレージの容量が128GBとなる。
外部メモリを利用可能としており、microSDカードスロットを備える。
電池パックは内蔵式で、容量は3750mAhとなっている。
充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cを採用している。
フロントには指紋認証センサを搭載しており、セキュリティ性能を高めている。
英国、スペイン、ドイツ、イタリアで販売することが決まっている。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。