中国電信がフィリピンの携帯電話市場に参入へ
- 2017年12月10日
- 海外携帯電話
フィリピンの電気通信分野に新規参入する中国企業としてChina Telecom (中国電信)が選定されたことがフィリピンメディアの報道で分かった。
2017年11月にフィリピンのマラカニアン宮殿で開催されたフィリピン政府と中国政府の高官会談では中国企業によるフィリピンの電気通信分野への投資が議題に上り、China TelecomやChina Mobile (中国移動)などがフィリピンの電気通信分野に関心を示していた。
中国政府はフィリピンの電気通信分野に新規参入する企業としてChina Telecomを選定した模様で、フィリピンの広報業務担当大臣がフィリピンメディアに対してそれを明らかにしたという。
ただ、フィリピンの電気通信分野では外国人投資家の出資比率が最大40%に制限されている。
フィリピン政府は中国企業の新規参入に関して法制度を遵守したうえで優遇措置を与える方針を示しており、China Telecomはフィリピンの企業と合弁会社を形成して新規参入すると思われる。
China Telecomの合弁相手としてはPhilippine Telegraph and Telephone Corporation (PT&T)などが候補に含まれる模様で、合弁会社はPLDTおよびGlobe Telecomの競合となる第3の携帯電話事業者としてフィリピンに新規参入する見込み。
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