オランダの携帯電話事業者Vodafone Libertelが2020年1月にW-CDMAを終了すると発表
- 2017年12月16日
- 海外携帯電話
英国のVodafone Groupと英国のLiberty Globalの折半出資合弁会社でオランダの移動体通信事業者であるVodafone Libertelは第3世代移動通信システム(3G)サービスを終了すると発表した。
2020年1月をもって3Gサービスを終了すると案内しており、3Gサービスの終了に先立って第4世代移動通信システム(4G)サービスに移行するよう推奨している。
3Gサービスで利用する周波数は4Gサービスに転用し、より快適な4Gサービスを提供できるよう4Gネットワークの整備に注力するという。
公式ウェブサイトには3Gサービスの終了に関する特設ページを開設しており、「2020年1月に3Gへの別れを告げる」と案内している。
3Gサービスの終了後も音声通話用に第2世代移動通信システム(2G)サービスを継続する計画も明らかにしており、2Gサービスより先に3Gサービスを終えることになる。
低い周波数を利用した2Gサービスは3Gサービスより提供エリアが広く、さらにM2Mでは2Gサービスの利用が依然として多いため、3Gサービスを先に終了する方が得策と判断した模様である。
なお、Vodafone Libertelは4GとしてFDD-LTE方式、3GとしてW-CDMA方式、2GとしてGSM方式を運用している。
ノルウェーのTelenorもGSM方式より先にW-CDMA方式を終了する意向を示しているが、4Gへの移行を目的としてW-CDMA方式を終了する年月を発表した移動体通信事業者はVodafone Libertelが初めてである。
Van 3G naar 4G – Vodafone Libertel
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