韓国のKTが平昌郡に5G Villageを開設、5Gネットワークを整備
- 2017年12月24日
- 海外携帯電話
韓国の移動体通信事業者であるKTは第5世代移動通信システム(5G)を利用した5G Villageを開設した。
江原道平昌郡大関嶺面に位置するウィヤジパラ厶村(ウィヤジ風の村)に5G Villageを開設しており、KT PyeongChang 5G Special Interest Group (KT 5G-SIG)で策定した仕様に準拠する5Gネットワークを構築したという。
なお、ウィヤジパラ厶村は従来より情報化村に指定されているため、最先端の情報通信技術や試験的な取り組みを積極的に導入している。
5G Villageの中心的な存在が5G Village 花畑日向 cafeとなり、AR(拡張現実)、(VR)複合現実、ホログラムなど5Gの時代を見据えたサービスを体験できる。
競技会場から5Gネットワークを通じてリアルタイムで伝送される超高精細映像の配信、実店舗で商品を購入するような没入感を体験できる5G ARマーケットを展開する。
5G ARマーケットでは5Gに対応したSamsung Electronics製のタブレットを設置し、ARを活用して地域特産物などの紹介や販売を行う。
5G Villageは第23回オリンピック冬季競技大会(2018/平昌)の開会式と閉会式が開催される平昌オリンピックスタジアムからは直線距離で約2.5km、スキージャンプ、バイアスロン、クロスカントリースキー、ノルディック複合、リュージュ、ボブスレー、スケルトンを開催する主要な競技会場となるアルペンシアリゾートからは直線距離で約5kmの位置にあり、第23回オリンピック冬季競技大会(2018/平昌)の期間中はアルペンシアリゾートと5G Villageを結ぶシャトルバスも運行する予定である。
KTは第23回オリンピック冬季競技大会(2018/平昌)の観戦で訪れる多くの外国人が韓国の先進的な5Gの技術力を体験できることを期待すると説明している。
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