バングラデシュのRobi Axiataが2017年通年の業績を発表
- 2018年03月03日
- 海外携帯電話
マレーシアのAxiata Groupの子会社でバングラデシュのRobi Axiataは2017年通年の業績を発表した。
2017年通年の売上高は前年比30.8%増の36億4,000万マレーシアリンギット(約992億円)、純損失は前年比211.1%増の5,600万マレーシアリンギット(約15億円)となった。
前年比で増収減益を記録し、赤字幅は拡大した。
2017年第4四半期末の事業データも公開されている。
移動体通信サービスの加入件数はポストペイド契約が40万9,000件、プリペイド契約が4,249万8,000件、合計が4,290万8,000件となった。
移動体通信サービスの加入件数のうち、ポストペイド契約の比率は1.0%、プリペイド契約の比率は99.0%である。
データ通信の加入率は56.6%で、データ通信の加入回線における月間平均データ通信量は712MB、スマートフォンの利用率は39%、W-CDMA対応基地局数は9,236局となっている。
2017年第4四半期に限定したバングラデシュタカ(BDT)ベースのARPU (1回線当たり月間平均収入)はポストペイド契約が226バングラデシュタカ(約289円)、プリペイド契約が122バングラデシュタカ(約156円)、総合が123バングラデシュタカ(約157円)となった。
なお、Axiata GroupによるRobi Axiataへの出資比率は間接的に68.69%である。
Robi Axiataには日本のNTT DOCOMOも少数株主として資本参加しており、NTT DOCOMOによる出資比率は直接的および間接的に6.31%となっている。
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