切り欠きディスプレイを搭載したvivo X21を発表、画面占有率は90.3%に
- 2018年03月20日
- Android関連
中国のvivo Mobile Communication (維沃移動通信)はFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/CDMA2000/GSM端末「vivo X21」を発表した。
vivoブランドのフラッグシップとなるスマートフォンである。
OSにはAndroid 8.1 Oreo VersionをベースとしたFuntouch OS 4.0を採用する。
チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 660 Mobile Platform (SDM660)を搭載している。
CPUはクアッドコアの2.2GHzとクアッドコアの1.8GHzで計オクタコアとなっている。
ディスプレイは約6.28インチFHD+(1080*2280)液晶で、上部中央は切り欠きがある形状となる。
アスペクト比が19:9のディスプレイとなり、従来の16:9や18:9と比べて縦長で、フロントのディスプレイ占有率は90.3%に達する。
カメラはリアに約1200万画素CMOSイメージセンサと約500万画素CMOSイメージセンサからなるデュアルカメラ、フロントに約1200万画素CMOSイメージセンサを備える。
通信方式は全網通版がFDD-LTE 2100(B1)/1900(B2)/1800(B3)/ 1700(B4)/900(B8)/850(B5) MHz, TD-LTE 2600(B38)/2500(B41)/ 2300(B40)/2000(B34)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/900(VIII)/850(V) MHz, TD-SCDMA 2000(B34)/1900(B39) MHz, CDMA2000 800(BC0) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応している。
LTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーション(CA)も利用可能で、組み合わせはCA_1C、CA_1A-3A、CA_3C、CA_38C、CA_39C、CA_39A-41A、CA_40C、CA_41Cとなる。
LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)を利用できる。
SIMカードはデュアルSIMで、2個のNano SIM (4FF)サイズのSIMカードスロットを搭載する。
Bluetooth 5.0や無線LAN (2.4GHz and 5.xGHz Dual-Band)にも対応している。
システムメモリの容量は6GBで、内蔵ストレージの容量は64GBと128GBが用意される。
外部メモリを利用可能としており、microSDカードスロットを備える。
電池パックは内蔵式で、容量は3200mAhとなっている。
リアには指紋認証を搭載している。
カラーバリエーションは内蔵ストレージの容量が64GBのモデルが氷鉆黒と極光白の2色展開、128GBのモデルが氷鉆黒、極光白、宝石紅の3色展開となる。
中国で販売することが決まっており、価格は64GBのモデルが2,898人民元(約48,000円)、128GBのモデルが3,198人民元(約53,000円)に設定されている。
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