中国電信が2017年通年の業績を発表
- 2018年03月29日
- 海外携帯電話
中国のChina Telecom (中国電信)は2017年通年の業績を発表した。
2017年通年の連結売上高は前年比3.9%増の3,662億2,900万人民元(約6兆1,543億円)、EBITDAは前年比7.4%増の1,021億7,100万人民元(約1兆7,169億円)、EBITDAマージンは前年比0.2ポイント増の30.9%、純利益は前年比3.3%の186億1,700万人民元(約3,128億円)となった。
前年比で増収増益を達成したことになる。
また、移動体通信事業による売上高は前年比11.7%増の1,537億7,600万人民元(約2兆5,841億円)となり、連結売上高のうち42.0%を占める。
2017年12月末の事業データも公開されている。
移動体通信サービスの加入件数は前年同期比16.3%増の2億4,996万件となった。
第4世代移動通信システム(4G)を利用できる4G契約は前年同期比49.4%増の1億8,204万件に達し、移動体通信サービスの加入件数のうち4G契約の加入率は72.8%となる。
人民元(CNY)ベースのARPU (1回線当たり月間平均収入)は55.1人民元(約926円)、4G契約に限定すると65.5人民元(約1,101円)である。
第5世代移動通信システム(5G)の商用化に向けた取り組みも案内しており、2017年は河北省雄安新区、上海市、広東省深圳市、江蘇省蘇州市、四川省成都市、甘粛省蘭州市の6都市で5Gの要素技術の試験を実施し、2018年には12都市で屋外で5Gのトライアルを実施する予定である。
2019年に5Gの商用トライアルを実施する計画で、2020年に本格的な商用化を目指すという。
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