台湾の携帯電話事業者4社がApple Watch Series 3のGPS + 行動網路モデル向けサービスを5月11日に開始
- 2018年04月24日
- Apple関連
米国のAppleの台湾支社であるApple Asia LLC Taiwan Branch (美商蘋果亞洲股份有限公司台湾分公司)、台湾の移動体通信事業者(MNO)であるChunghwa Telecom (中華電信)、Taiwan Mobile (台湾大哥大)、Far EasTone Telecommunications (遠傳電信)、Asia Pacific Telecom (亞太電信)はApple製のスマートウォッチ「Apple Watch Series 3」のGPS + 行動網路モデルを提供すると発表した。
Apple Watch Series 3のGPS + 行動網路モデルはeSIMを採用しており、グローバルにおけるGPS + Cellularモデルに相当し、特定のApple iPhoneシリーズのスマートフォンで利用する電話番号を共有できる。
そのため、GPS + 行動網路モデルはスマートフォンとペアリングする必要なく、単独でスマートフォンの電話番号を使える。
世界各地でGPS + Cellularモデルを取り扱う移動体通信事業者各社はワンナンバーサービスやナンバーシェアなど、各社独自のサービス名でGPS + Cellularモデル向けサービスを提供している。
台湾の移動体通信事業者としてはChunghwa Telecom、Taiwan Mobile、Far EasTone Telecommunications、Asia Pacific Telecomが2018年5月11日よりGPS + 行動網路モデル向けサービスの提供を開始する。
GPS + 行動網路モデルの価格は38mmモデルが12,900台湾ドル(約47,000円)から、42mmが13,900台湾ドル(約51,000円)からに設定されている。
なお、台湾の移動体通信事業者が取り扱うGPS + 行動網路モデルの型番は38mmがA1889、42mmがA1891となり、通信方式はFDD-LTE 2600(B7)/2100(B1)/ 1800(B3)/900(B8)/850(B5)/ 800(B18/B19/B20/B26) MHz, W-CDMA 2100(I)/900(VIII)/ 850(V)/800(VI/XIX) MHzに対応している。
Asia Pacific TelecomはW-CDMA方式を運用していないが、Chunghwa Telecom、Far EasTone Telecommunications、Asia Pacific TelecomではW-CDMA方式を利用不可で、FDD-LTE方式のみ利用可能となり、Taiwan MobileではFDD-LTE/W-CDMA方式を利用できる。
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