eSIM採用のLTE対応モデルを用意したApple Watch Series 3を発表
- 2017年09月13日
- Apple関連
米国のAppleはFDD-LTE/(TD-LTE)/W-CDMA端末「Apple Watch Series 3」を発表した。
OSにwatchOS 4を採用したスマートウォッチである。
モバイルネットワークに非対応のGPSモデルとモバイルネットワークに対応したGPS + Cellularモデルを用意し、それぞれ38mmと42mmが用意される。
型番はGPSモデルの38mmがA1858、42mmがA1859、GPS + Cellularモデルの38mmがA1860、A1889、A1890、42mmがA1861、A1891、A1892となる。
チップセットはApple S3で、CPUはデュアルコアとなっている。
ディスプレイは感圧タッチ対応のOLED Retina ディスプレイを搭載する。
解像度は38mmと42mmで異なり、38mmは272*340、42mmは312*390である。
GPS + Cellularモデルの通信方式はA1860とA1861がFDD-LTE 1900(B2/B25)/1700(B4)/850(B5)/ 800(B18/B19/B26)/700(B12/B13/B17) MHz, TD-LTE 2500(B41) MHz, W-CDMA 1900(II)/1700(IV)/ 850(V)/800(VI/XIX) MHzに対応、A1889とA1891がFDD-LTE 2600(B7)/2100(B1)/1800(B3)/900(B8)/ 850(B5)/800(B18/B19/B20/B26) MHz, W-CDMA 2100(I)/900(VIII)/ 850(V)/800(VI/XIX) MHzに対応、A1890とA1892がFDD-LTE 2100(B1)/1800(B3) MHz, TD-LTE 2500(B41)/2300(B40)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I) MHzに対応する。
また、GPS + CellularモデルはLTE UE Category 1に対応し、通信速度は下り最大10Mbps/上り最大5Mbpsで、SIMカードはeSIMとなる。
Bluetooth 4.2や無線LAN IEEE 802.11 b/g/n (2.4GHz)に対応している。
内蔵ストレージの容量はGPSモデルが8GB、GPS + Cellularモデルが16GBである。
水深50mでも耐えられる耐水性能を有する。
全球測位衛星システムはGPS、GLONASS、準天頂衛星システム(Quasi-Zenith Satellite System:QZSS)を利用できる。
センサ類は気圧高度計、心拍センサ、加速度センサ、ジャイロスコープ、環境光センサを搭載する。
電池パックはリチウムイオン電池を内蔵している。
裏蓋の素材はGPSモデルが複合材、GPS + Cellularモデルがセラミックである。
日本における販売価格はGPSモデルが36,800円(税別)から、GPS + Cellularモデルが45,800円(税別)からに設定されている。
2017年9月15日の16時1分(日本標準時)より予約注文の受け付けを開始し、2017年9月22日に発売する予定である。
なお、日本向けGPS + Cellularモデルの型番はA1889およびA1891となる。
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