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パキスタンのTelenor Pakistanが2018年Q1の業績を発表



ノルウェーのTelenorは2018年第1四半期の業績を発表した。

Telenorの全額出資子会社でパキスタンの移動体通信事業者(MNO)であるTelenor Pakistanの2018年第1四半期の業績が判明している。

2018年第1四半期の売上高は前年同期比12.7%減の17億7,200万ノルウェークローネ(約244億4,653万円)、EBITDAは前年同期比14.7%減の8億4,400万ノルウェークローネ(約116億4,383万円)、EBITDAマージンは前年同期比1ポイント減の48%となった。

前年同期比で減収減益を記録したことになる。

パキスタンルピー(PKR)ベースのARPU (1回線当たり月間平均収入)は前年同期比4%減の193パキスタンルピー(約182円)となり、ARPUは低下傾向にある。

2018年第1四半期末の事業データも公開されている。

移動体通信サービスの加入件数は前年同期比6%増の4,264万7,000件となった。

パキスタンではパキスタンとインドが領有権を主張するカシミール地方のうちパキスタンが実効支配するギルギット・バルティスタン州およびアザド・カシミール准州に限定して移動体通信事業を展開するSpecial Communications Organization (SCO)がパキスタン全土に拡大する計画がある。

Special Communications Organizationの動向次第では競争環境に大きな変化が生じ、Telenor Pakistanの事業にも影響を及ぼす可能性も排除できない。

Telenor Group

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