韓国当局、端末価格の国内外比較サイトを公開

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韓国(南朝鮮)の政府機関である放送通信委員会(Korea Communications Commission：以下、KCC)はスマートフォンの国内外における価格を比較できるページを2018年5月2日より公開した。

放送通信委員会が運営するウェブサイトであるWish Userにスマートフォンの国内外における価格を比較できるページを開設している。

価格の比較対象となる機種は発売から2年未満で、かつ韓国で販売比率が高い出庫価格が800,000韓国ウォン(約82,000円)以上の高価格帯の機種となる。

また、2017年に機種別の売上高で15位以内に入った中低価格帯の機種も比較対象に含めるが、韓国以外で販売していない機種は情報を提供できない場合があるとしている。

移動体通信事業者(MNO)を通じた販売と移動体通信事業者を通さない自給端末で分けて案内しており、移動体通信事業者を通じた販売は各国で1位の移動体通信事業者を基準に調査するため、韓国であればSK Telecomが基準となる。

比較対象の国は経済協力開発機構(Organisation for Economic Co-operation and Development：OECD)加盟国のうち、国の規模、所得水準、携帯電話市場の規模、情報通信技術産業の競争力を考慮して、韓国と近いレベルの日本、豪州、ドイツ、フランス、英国、スペイン、スウェーデン、オランダ、ベルギー、オーストリア、スイス、イタリア、アイルランド、カナダ、米国を選定したほか、韓国国民の関心が高い中国も比較対象としている。

税込価格で案内しているが、米国やカナダのように州によって税率が異なる場合は、人口が最も多い州、米国ではカリフォルニア州、カナダではオンタリオ州を基準としており、調査時点の市場為替レートを適用して韓国ウォン(KRW)で案内する。

毎月第2週の価格を調査し、翌月第1週に公示する予定という。

Wish User