豪州のOptusが2017年度通期の業績を発表
- 2018年06月13日
- 海外携帯電話
シンガポールのSingapore Telecommunications (新加坡電信:Singtel/新電信)の全額出資子会社で豪州の移動体通信事業者(MNO)であるSingtel Optusは2018年第1四半期および2017年度通期の業績を発表した。
2018年3月31日に終了した四半期の連結売上高は前年同期比3.0%増の21億6,900万豪ドル(約1,807億円)、EBITDAは前年同期比4.0%減の7億1,200万豪ドル(約593億円)、EBITDAマージンは前年同期比2.4ポイント減の32.8%、当期純利益は前年同期比16.7%減の2億800万豪ドル(約173億円)となった。
移動体通信事業の売上高は前年同期比1.0%増の9億8,300万豪ドル(約819億円)となり、Singtel Optusの連結売上高のうち45.3%を占める。
また、2018年3月31日に終了した1年間の連結売上高は前年度比3.4%増の87億1,000万豪ドル(約7,257億円)、EBITDAは前年度比3.9%増の27億7,400万豪ドル(約2,311億円)、EBITDAマージンは前年度比0.1ポイント減の31.8%、当期純利益は前年度比2.8%増の8億1,700万豪ドル(約681億円)となった。
通期ベースでは増収増益を達成した。
2018年第1四半期末の事業データも公開されている。
移動体通信サービスの加入件数は音声通話契約のポストペイド契約が530万件、音声通話契約のプリペイド契約が370万件、データ通信専用契約が110万件、合計で1,010万件となった。
すべての移動体通信サービスの加入件数のうち、音声通話契約のポストペイド契約は52.5%、音声通話契約のプリペイド契約は36.6%、音声通話契約の合計は89.1%、データ通信専用契約は10.9%を占める。
なお、豪州における移動体通信事業はSingtel Optusの全額出資子会社であるOptus Mobileを通じて手掛ける。
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