Virgin Mobile (Australia)の閉鎖を発表、豪州初のMVNO
- 2018年05月30日
- 海外携帯電話
シンガポールのSingapore Telecommunications (新加坡電信:Singtel/新電信)の全額出資子会社で豪州のSingtel Optusは同社の全額出資子会社で豪州の仮想移動体通信事業者(MVNO)であるVirgin Mobile (Australia)を閉鎖すると発表した。
2018年5月から2年間かけて、段階的にVirgin Mobile (Australia)を閉鎖する。
まずは2018年6月15日をもってVirgin Mobile (Australia)の新規加入の受け付けを終了し、2018年6月末までにVirgin Mobile (Australia)のすべての実店舗を閉鎖すると案内している。
Virgn Mobile (Australia)はSingtel Optusの全額出資子会社で豪州の移動体通信事業者(MNO)であるOptus Mobileのネットワークを利用しており、Virgn Mobile (Australia)としてのサービスの提供を終了するまではサービスを利用できる。
また、2018年7月以降はVirgin Mobile (Australia)の顧客に対して、Optus Mobileの小売店でSIMカードの交換や端末の修理を受け付ける。
Singtel OptusはVirgin Mobile (Australia)の顧客への影響を最小限に抑えるため、Optus Mobileへ移行するVirgn Mobile (Australia)の顧客には特別なプランを用意する計画という。
Virgin Mobile (Australia)は豪州で最初の仮想移動体通信事業者であるが、厳しい価格競争や高額なブランドライセンス契約などが影響して収益性が低下し、最終的に閉鎖する決定を下した。
Optus Mobile
Virgin Mobile (Australia)
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