豪州当局、5G向け周波数オークションを11月に開始
- 2018年08月07日
- 海外携帯電話
豪州の政府機関で電気通信分野などの規制を担う豪州通信メディア庁(Australian Communications and Media Authority:ACMA)は第5世代移動通信システム(5G)向けの周波数オークションを実施すると発表した。
5G向けに3.5GHz帯の125MHz幅を割当する予定で、具体的な周波数範囲は3575.0~3700.0 MHzとなる。
1ロットあたり5MHz幅で1地域あたり25ロット、豪州の14地域において合計で350ロットを用意する。
1社が取得できる帯域幅の上限は都市部が60MHz幅、地方部が80MHz幅に設定されている。
周波数オークションは2018年11月下旬に開催する予定で、周波数オークションへの参加を希望する場合は、2018年8月31日までに豪州通信メディア庁へ申し込む必要がある。
豪州の移動体通信事業者(MNO)各社は5Gとして標準化団体である3GPP (3rd Generation Partnership Project)で5Gの要求条件を満たすために規定されたNR方式を導入する見込みで、周波数オークションの対象となる3.5GHz帯はNR Bandではn77またはn78に該当する。
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