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豪州のVodafone Hutchison Australia、ファーウェイ排除の決定に反発



豪州の移動体通信事業者(MNO)であるVodafone Hutchison Australia (VHA)は豪州政府の決定に反発する声明を発出したことが分かった。

豪州政府は第5世代移動通信システム(5G)の通信設備の供給に係る入札で、中国のHuawei Technologies (華為技術)およびZTE (中興通訊)は入札への参加を禁じる決断を下した。

Vodafone Hutchison Australiaは豪州政府の決定を受けて、「豪州における5Gの未来を損なう重大な転換」と豪州政府の決定を批判する声明を発出したという。

Vodafone Hutchison AustraliaはHuawei Technologiesを含む複数のベンダより通信設備を調達しているが、5Gの商用化に向けてHuawei Technologiesと協力を進めている。

また、5Gに対応した通信設備の開発ではHuawei Technologiesが最も先行しており、一方で調達費は競合他社と比べて20~30%ほど安価とされている。

Vodafone Hutchison Australiaとしては豪州政府の決定により、5Gの商用化に関する計画が大幅に狂う見込み。

なお、Vodafone Hutchison Australiaは英国のVodafone Groupと香港特別行政区のCK Hutchison Holdings (長江和記実業)の子会社であるHutchison Telecommunications (Australia)の折半出資合弁会社で、ブランド名をVodafoneとして展開しており、豪州では加入件数ベースで3位の移動体通信事業者である。

豪州本土では第4の移動体通信事業者としてTPG Internetが新規参入する計画であるが、TPG InternetおよびVodafone Hutchison Australiaは対等合併の可能性を巡る交渉の実施を認めている。

COMPUTERWORLD

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