タイ国有のCAT TelecomとTOTが合併、National Telecomを設立へ

タイ国有の通信事業者であるCAT TelecomおよびTOTは合併することがタイメディアの報道で分かった。

これまでよりCAT TelecomとTOTの合併案が出ていたが、タイの政府機関である財務省(Ministry of Finance)傘下の国有企業政策事務局(State Enterprise Policy Office：SEPO)はCAT TelecomとTOTを統合する方針を固めたという。

2018年11月にCAT TelecomとTOTの合併について最終決定する計画と伝えられている。

CAT TelecomとTOTの合併によって誕生する新会社はNational Telecom (NT)となる予定である。

また、タイの政府機関であるデジタル経済社会省(Ministry of Digital Economy and Society：MDES)の関係者によると、National Telecomとして2019年4月までに事業を開始できるようCAT TelecomとTOTの合併に向けて準備を進めるという。

CAT TelecomとTOTはいずれも財務省が所有しており、National Telecomも財務省が所有することになる。

なお、CAT TelecomとTOTはいずれも移動体通信事業を手掛けている。

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