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KDDI・ソフトバンク・秋田ケーブルテレビが2019年より5Gを導入する方針を示す



総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は第5世代移動通信システム(5G)の利用に係る需要を把握するため調査を実施し、提出された回答を公表した。

提出された回答によると、KDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)、SoftBank、Cable Networks Akita (秋田ケーブルテレビ)が2019年に5Gを導入する方針という。

KDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneは連名で回答を提出しており、2019年より限定的なエリアで大容量通信を提供し、地方自治体やパートナー企業の課題解決を実現する計画である。

SoftBankは2019年より超高速通信サービスを提供する計画と説明している。

Cable Networks Akitaは2019年より超高速・大容量、多数同時接続、超低遅延に対応したサービスを順次提供する予定という。

5GではeMBB (超高速大容量)、URLLC (超高信頼低遅延)、mMTC (超多数同時接続)の3つの要件が中核となるが、標準化団体である3GPP (3rd Generation Partnership Project)ではRelease 15でeMBBを優先的に策定しており、URLLCやmMTCはRelease 16以降で策定される見込み。

2019年に5Gを導入する場合は、3GPPで5Gの要求条件を満たすために規定されたNR方式を採用し、まずはeMBBを特徴としたサービスを提供することになると思われる。

なお、5Gの導入は総務省より適切に周波数の割当が実施されることが前提となる。

総務省

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