クラウドSIM技術を搭載したjetfon、au VoLTEに対応

MAYA SYSTEMはShenzhen uCloudlink Network Technology (深圳市優克聯新技術)製のスマートフォン「jetfon (G1701)」がau VoLTEに対応したと明らかにした。

2018年11月1日より配信を開始したソフトウェアのアップデートを適用するとau VoLTEに対応する。

これにより、KDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)、KDDIとOkinawa Cellular Telephoneのネットワークを利用した仮想移動体通信事業者(MVNO)のau VoLTEに対応したSIMカードでau VoLTEを利用できる。

jetfonはすでにNTT DOCOMOとSoftBankのVoLTE (Voice over LTE)に対応しているため、NTT DOCOMO、SoftBank、KDDIおよびOkinawa Cellular TelephoneのすべてのVoLTEを使えることになる。

VoLTEはLTEネットワーク上で音声通話を実現する技術である。

高音質な音声通話、高速な発着信、音声通話中の高速なデータ通信などが期待できる。

jetfonはGlocalMe World Phone S1をベースとするクラウドSIM技術を搭載したスマートフォンである。

日本初の国境フリーの世界スマホと称する。

利用者が滞在する国や地域の移動体通信事業者(MNO)の情報がクラウドSIM技術によって自動的に書き込まれ、滞在先の移動体通信事業者のネットワークに接続するため、利用者としては国際ローミングや接続先などの設定は必要なく、安価かつ手軽にデータ通信を利用できる。

jetfon専用の通信プランとして300MB/1日プラン、1GB/7日プラン、3GB/30日プランを用意し、料金は対象の国と地域によって異なる。

カラーバリエーションはグラファイトブラックとシャンパンゴールドの2色展開である。

2018年8月28日よりAmazon.co.jpなどを通じて販売している。

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