台湾のブランドランキングでASUSが6年連続1位、HTCは4年連続で低下
- 2018年12月03日
- 海外携帯電話
台湾の政府機関である経済部(Ministry of Economic Affairs)傘下の工業局(Industrial Development Bureau)は2018年における台湾企業が保有するブランド価値の調査結果を発表した。
工業局は国際市場における台湾企業のブランド価値の位置付けを評価するため、国際的なブランドコンサルティング会社と協力して台湾企業のブランド価値を調査している。
2018年の調査結果を公表しており、上位20位までの台湾企業のブランドが明らかになった。
1位には ASUSTeK Computer (華碩電脳)のASUSが輝き、ブランド価値は16億1,900万米ドル(約1,839億円)と評価された。
ブランド価値は2011年以降で最低であるが、他社のブランド価値が低下したことに伴い、順位としては2013年から6年連続で1位を維持できた。
2位以下のうち情報通信技術(ICT)分野では、2位がTrend Micro (趨勢科技)のTrend Microでブランド価値は14億9,500万米ドル(約1,698億円)、5位がAdvantech (研華)のADVANTECHでブランド価値は5億米ドル(約568億円)、9位がAcer (宏碁)のAcerでブランド価値は4億600万米ドル(約461億円)、10位がMediaTek (聯發科技)のMediaTekでブランド価値は3億5,500万米ドル(約403億円)、12位がSynnex Technology International (聯強國際)のSYNNEXでブランド価値は3億600万米ドル(約348億円)、14位がHTC (宏達国際電子)のHTCでブランド価値は2億6,700万米ドル(約303億円)、15位がDelta Electronics (台達電子)のDELTAで2億6,600万米ドル(約302億円)、19位がTranscend Information (創見資訊)のTranscendで1億3,700万米ドル(約156億円)、20位がMicroStar International (微星科技)のMSIで9,700万米ドル(約110億円)となっている。
厳しい経営が続くHTCは2011年と2012年に連続で1位となったが、2015年以降は連続で順位を下げた。
HTCは2011年にブランド価値が36億500万米ドル(約4,095億円)と評価されたが、2018年は2011年の1割にも満たない評価となった。
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