ASUS、スマホ事業の戦略転換を発表
- 2018年12月14日
- Android関連
台湾のASUSTeK Computer (華碩電脳)はスマートフォン事業の戦略転換を決定したことが分かった。
ASUSTeK Computerは2018年12月13日に取締役会に相当する董事会を開催し、共同執行長制度の導入、スマートフォン事業の戦略転換計画、AIOT事業の新戦略計画を決議した。
なお、執行長は最高経営責任者(CEO)を指し、AIOTはAI (人工知能)とIoTを組み合わせた造語である。
決議事項は台湾証券取引所の開示情報閲覧サイトを通じて公表されている。
スマートフォン事業の戦略転換計画ではASUSブランドの本質に回帰して、ゲーマーおよびエキスパートユーザーに焦点を当てた製品に注力するという。
選択された市場で最強のパフォーマンス、最高のデザイン、最高の品質を備えたスマートフォンの発売を目指すと説明している。
また、戦略転換の実施や運営体質の改善に伴い、一度限りの62億台湾ドル(約226億円)の支出が発生するとのことである。
ASUSTeK Computerはスマートフォン事業が低迷しており、スマートフォン事業の見直しが迫られていた。
戦略転換に伴って実質的にハイスペックなスマートフォンに注力することになる見込み。
また、2018年にはASUSTeK ComputerのゲーミングブランドであるROGからゲーミングスマートフォンとしてROG Phone (ZS600KL)を発売しており、引き続きゲーミングスマートフォンを含めたゲーミング製品の展開に注力する方針を表明した。
スマートフォン事業の戦略転換計画は2018年12月13日に開催した董事会で決議しており、ラインナップに戦略転換計画が反映されるのは少し先になると思われる。
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