ポーランド当局がファーウェイの現法幹部を逮捕、スパイ容疑で
- 2019年01月11日
- 海外携帯電話
中国のHuawei Technologies (華為技術)のポーランド法人であるHuawei Polskaの幹部がポーランド国内で逮捕されたことがポーランド国営メディアの報道で分かった。
ポーランド国営メディアの報道によると、ポーランド当局は2019年1月11日に中国人とポーランド人の計2人をスパイ容疑で逮捕したという。
いずれも中国の情報機関のために活動した疑いがあるとのことである。
被逮捕者の中国人とポーランド人に関する情報も伝えられている。
中国人は北京外国語大学を卒業しており、ポーランド語を学んだという。
2006年よりポーランドのグダニスクにある在グダニスク中国総領事館で勤務し、Huawei Technologiesには2011年に入社した。
Huawei TechnologiesではHuawei Polskaの広報責任者を経て2017年にはHuawei Polskaのセールスディレクターに就任した模様で、Huawei Polskaでは重要なポジションに就いていたことが分かる。
また、ポーランド人はポーランドの情報当局である国内保安庁(Internal Security Agency)で勤務した経験があるという。
直近ではポーランドの移動体通信事業者(MNO)であるOrange Polskaで勤務していた模様である。
ポーランド当局はHuawei Polskaの本部とOrange Polskaの被逮捕者が勤務していた事務所の家宅捜索を行い、文書などを押収したと伝えられている。
なお、Orange PolskaはフランスのOrangeの連結子会社で、Orange Polskaに対するOrangeの持分比率は50.67%となっている。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。