サムスン電子がベトナム工場で5Gスマホを量産へ、フォルダブルスマホは亀尾工場で
- 2019年01月18日
- Android関連
韓国のSamsung Electronicsは第5世代移動通信システム(5G)に対応したスマートフォンをベトナムの工場で量産することが韓国メディアの報道で分かった。
Samsung Electronicsはベトナムで保有する2ヶ所の工場で5Gに対応したスマートフォンを量産するという。
なお、Samsung Electronicsがベトナムで保有する工場はベトナムのSAMSUNG ELECTRONICS VIETNAMを通じてバクニン省イエンフォン地区で保有する工場と、ベトナムのSAMSUNG ELECTRONICS VIETNAM THAI NGUYENを通じてタイグエン省イエンビン工業団地で保有する工場の2ヶ所である。
すでにSAMSUNG ELECTRONICS VIETNAMおよびSAMSUNG ELECTRONICS VIETNAM THAI NGUYENの工場では5Gに対応したスマートフォンを量産する準備が完了したと伝えられている。
5Gに対応したスマートフォンはSamsung Galaxy S10 Xと噂されており、米国から順次輸出する予定で、韓国にも早期に輸出する見込み。
Samsung Electronicsの5Gの通信設備を採用した米国の移動体通信事業者(MNO)であるAT&T Mobility、Sprint、Verizon Wirelessとして事業を行うCellco Partnership、韓国の移動体通信事業者であるSK TelecomおよびKTなどに対して、5Gに対応したスマートフォンを優先的に供給するという。
なお、Samsung Electronicsはベトナムや韓国を含めた複数の国でスマートフォンの製造を行うが、台数ベースの製造規模は国別でベトナムが最大で、1年間にベトナムで製造するスマートフォンは1億5,000万台に達する。
ただ、折り畳めるフォルダブルディスプレイを搭載したフォルダブルスマートフォンは少なくとも初期の100万台はベトナムの工場で製造しない模様である。
フォルダブルスマートフォンは韓国の慶尚北道亀尾市にある工場で製造すると伝えられている。
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