ソフトバンク、竹芝地区開発計画のスマートビルに本社移転へ

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SoftBank Group (SBG)および同社の子会社であるSoftBank (SBKK)は竹芝地区開発計画(仮称)のスマートビルに本社を移転すると発表した。

ワークスタイルのさらなる変革と事業継続計画の強化を目的として、竹芝地区開発計画においてTOKYU LAND CORPORATION (東急不動産)が開発するオフィスビルへ2020年度中に本社を移転すると案内している。

新たなオフィスはオープンイノベーションの創出に最適化されたコミュニティ型ワークスペースを展開し、SoftBank Groupより出資を受けているWeWork Japanがデザインする。

SoftBank GroupとSoftBankは社員が業種や規模、風土の異なる企業や団体の人材と交流することで、コラボレーションが誘発されることを期待するという。

また、WeWork Japanの新たな拠点も入る予定である。

竹芝地区開発計画は東京都の都市再生ステップアップ・プロジェクトのひとつで、TOKYU LAND CORPORATIONは国家戦略特別区域計画の特定事業における整備方針に基づいて、コンテンツ産業を核とした国際ビジネス拠点の形成を目的に高機能かつ新しいワークスタイルづくりの推進に努めている。

本社の移転先となるオフィスビルはSoftBankとTOKYU LAND CORPORATIONが人工知能(AI)やIoTを活用して人流データや環境データを収集および解析し、快適な環境整備と効率的なビル管理に活用するスマートビルのモデルケースとして構築する。

スマートビルのモデルケースで得た知見に基づいて、SoftBankは様々なビルの所有者などを対象にスマートビルの構築の提案を行うほか、企業や団体に新たなワークスタイルに関する提案も行い、またTOKYU LAND CORPORATIONはスマートビルの構築ノウハウをほかの物件にも展開する方針としている。

本社の移転先となるオフィスビルの所在地は東京都港区海岸一丁目20番9他、用途は事務所、展示場、集会場、飲食店、物販店舗、駐車場、自転車駐車場、敷地面積は約12,156m²、延床面積は約181,777m²、階数は地上40階および地下2階、高さは約208m、竣工は2020年5月の予定である。

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