Pixel 3aとPixel 3a XLには日本専用モデルを用意、FeliCa対応でLTE Bandも変更

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米国のGoogleはスマートフォン「Google Pixel 3a」および「Google Pixel 3a XL」に日本専用となる日本版を用意した。

Google Pixel 3aの型番にはG020E、G020F、G020G、G020H、Google Pixel 3a XLの型番にはG020A、G020B、G020C、G020Dが存在する。

G020EとG020Aが米国の移動体通信事業者(MNO)でVerizon Wirelessとして事業を行うCellco Partnership版(以下、VZW版)、G020GとG020CがCellco Partnershipを除く北米版、G020FとG020Bが欧州および日本を除くアジア太平洋地域版(以下、EU/APAC版)、そしてG020HとG020Dが日本市場のみで販売する日本版となる。

日本版はほかのモデルからスペックの一部が日本向けに変更されている。

モバイルネットワークの対応周波数は日本版のみがLTE (FDD) 1500(B21)/800(B18/B19) MHz, W-CDMA 800(VI/XIX) MHzに対応する。

日本版のみが対応する対応周波数はいずれも世界的に見て日本の移動体通信事業者(MNO)のみが運用している。

ただ、日本版以外のすべてのモデルが対応するLTE (FDD) 2600(B7)/1900(B25)/1700(B66)/800(B20) MHz, LTE (TDD) 2300(B40) MHz, CDMA2000 1900(BC1)/800(BC0) MHz、北米版のみが対応するLTE (FDD) 2300(B30)/700(B14/B29)/600(B71) MHz、VZW版およびEU/APAC版のみが対応するLTE (FDD) 1500(B32) MHzについては、日本版では非対応となっている。

ほかに、eSIMやFeliCaの対応状況も異なる。

北米版およびEU/APAC版はeSIMに対応しているが、日本版はeSIMを利用できない。

FeliCaは日本版のみが対応する。

Google Pixel 3aおよびGoogle Pixel 3a XLは価格を抑えたスマートフォンとなるが、日本の移動体通信事業者のみが採用する周波数やFeliCaに対応するなど、日本向けに適した仕様に変更されている。

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