ハンガリーの5G周波数オークションに3社が参加、新規参入のDIGIは除外に
- 2019年09月26日
- 海外携帯電話
ハンガリーの政府機関で電気通信分野の規制を司る国家メディア・情報通信庁(National Media and Infocommunications Authority:NMHH)は第5世代移動通信システム(5G)向け周波数オークションの参加者を発表した。
国家メディア・情報通信庁は参加の申請を提出した企業の適格審査を実施し、Magyar Telekom、Telenor Magyarorszag、Vodafone Magyarorszag Mobil Tavkozlesiの3社の参加を承認したという。
これにより、Magyar Telekom、Telenor Magyarorszag、Vodafone Magyarorszag Mobil Tavkozlesiの参加が確定したことになる。
なお、Magyar Telekom、Telenor Magyarorszag、Vodafone Magyarorszag Mobil Tavkozlesiはハンガリーの既存の移動体通信事業者(MNO)である。
5G向けには700MHz帯、2.1GHz帯、2.6GHz帯、3.6GHz帯を割当することが決まっており、周波数オークションを通じて700MHz帯、2.1GHz帯、2.6GHz帯、3.6GHz帯を順次割当する。
参加はMagyar Telekom、Telenor Magyarorszag、Vodafone Magyarorszag Mobil Tavkozlesiの3社となるが、ほかにDIGI Tavkozlesi es Szolgaltatoも参加の申請を提出した模様である。
国家メディア・情報通信庁は適格審査で参加を不許可とした企業および決定の根拠などを公表していないが、DIGI Tavkozlesi es Szolgaltatoが国家メディア・情報通信庁の決定は根拠がなく不公平と公式声明を発表し、国家メディア・情報通信庁はDIGI Tavkozlesi es Szolgaltatoの参加を不許可としたことが判明した。
DIGI Tavkozlesi es Szolgaltatoは親会社でオランダのDIGI COMMUNICATIONSが上訴する予定という。
DIGI Tavkozlesi es Szolgaltatoは2019年5月29日にハンガリーで第4の移動体通信事業者として新規参入を果たしたが、新規参入から半年足らずで早くも苦境に直面したことになる。
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