韓国の携帯電話キャリアの営業停止はメーカーも痛手、意図的な発売延期も検討か

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韓国の移動体通信事業者3社は制限を大きく超過した補助金の支給が原因で営業停止処分を受けることが決定した。
営業停止処分は2014年3月13日～2014年5月19日の間で各45日間となる。
各移動体通信事業者は営業停止期間中は新規加入者の募集と2年未満の機種変更の業務を停止する。
これによって、韓国市場に投入するスマートフォンメーカーが痛手を受けている。
韓国メディアによると販売台数は200万台も減少するとの予想が出されており、スマートフォンメーカーに対して販売台数と収益が減少する影響を与えるのは必至と見られる。
特にSamsung Electronicsは新製品であるSamsung GALAXY S5の発売時期と重なっており、意図的な発売の延期となる可能性を指摘する声も出ている。
Samsung GALAXY S5が発売される予定の2014年4月11日はLG U+のみが営業可能で、LG U+から販売される台数はそれほど多くないと見込まれている。
ただ、Samsung Electronicsはグローバル市場での収益が多く、韓国市場での販売が一時的に低下することはそれほど大きな打撃にはならないとの見方もある。
LG Electronicsは新製品のLG G Pro 2を発売してから僅か1ヶ月で困難に直面することになる。
また、経営難のPantechは収益の大半が韓国市場であるため、更に経営が悪化する可能性もある。
Pantechは新製品のPantech VEGA Iron 2を2014年4月から2014年5月に延期しており、一部では移動体通信事業者の営業停止処分と関連があるのではと見方もある。
・The Kyunghyang Shinmun
http://news.khan.co.kr/kh_news/khan_art_view.html?artid=201403092116095&code=930201