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KDDI、ノキアを5G通信機器の主要ベンダに選定



フィンランドのNokiaはKDDIより第5世代移動通信システム(5G)を展開するための主要な通信機器ベンダに選定されたと発表した。

KDDIは第4世代移動通信システム(4G)および5Gの両方に対応するNokiaの無線アクセスソリューションであるAirScaleソリューションを使用して、4Gネットワークの近代化や5Gネットワークの導入を進める。

NokiaによるとAirScaleソリューションは複数の周波数および分散型アーキテクチャと集中型アーキテクチャに対応するため、柔軟性の高いネットワークの展開をもたらすという。

これまで、Nokiaはコアネットワークやソフトウェアソリューションなど様々な技術や製品をKDDI向けに納入しており、NokiaとKDDIは長期にわたり協力関係を築いてきた。

5Gを展開するための通信機器の供給に係る契約はNokiaとKDDIの関係をさらに強化すると説明している。

なお、KDDIは総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)より5G向けの周波数としてサブ6GHz帯では3.7GHz帯の200MHz幅、ミリ波(mmWave)では28GHz帯の400MHz幅の割当を受けた。

3.7GHz帯は隣接しない100MHz幅と100MHz幅で、合計が200MHz幅となる。

2020年3月に3.7GHz帯および28GHz帯を使用して5Gを商用化する予定である。

KDDIは5Gを展開するための主要な通信機器ベンダとして複数の企業を選定した可能性が高く、そのうち1社がNokiaになると考えられる。

また、KDDIの連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)はKDDIと共通の通信機器ベンダを採用して5Gを展開すると思われる。

NokiaはKDDIのほかに、日本の移動体通信事業者(MNO)としてはNTT DOCOMOおよびSoftBankに5Gの通信機器を納入することも決まっている。

Nokia

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