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楽天モバイル、関東の包括免許が20MHz幅化



Rakuten Mobile (楽天モバイル)は関東地方で取得した包括免許に基づいて開設する無線局(基地局)から20MHz幅で電波を送出できるようになったことが分かった。

関東地方では2019年1月23日付けで総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)の関東総合通信局より1.7GHz帯の周波数を利用した第4世代移動通信システム(4G)用無線局の包括免許を取得した。

当初は帯域幅が5MHz幅で包括免許を取得していたが、総務省の電波利用ホームページを参照すると同包括免許で20MHz幅の認可が下りた。

これにより、Rakuten Mobileは関東総合通信局管内で包括免許に基づいて開設する無線局からは20MHz幅の帯域幅で電波を送出できる。

なお、包括免許は個別の無線局ごとに免許を取得する必要なく1の免許で同一形式の複数の無線局を開設できる免許で、関東総合通信局は東京都、群馬県、神奈川県、千葉県、埼玉県、栃木県、茨城県、山梨県を管轄する。

Rakuten Mobileは1.7GHz帯では4GのLTE (FDD)方式を導入することが決まっている。

通信速度の理論値は20MHz幅を利用すると下り最大400Mbpsとなる。

下り最大400Mbpsは256QAMおよび4×4 MIMOに対応する場合であり、64QAMおよび2×2 MIMOに対応する場合は下り最大150Mbpsにとどまる。

Rakuten Mobileの広報担当者によると、下り最大400Mbpsに対応した機種はSHARP製のSHARP AQUOS zero SH-M10が確定している。

詳細は公表していないが、ほかにも下り最大400Mbpsに対応した機種を追加する予定という。

2019年10月に発売する機種については、いずれも20MHz幅では通信速度が下り最大150Mbpsになるとの回答も受けており、これらの機種では5MHz幅であれば下り最大37.5Mbpsで利用できることになる。

なお、人口カバー率は開設指針に基づき20MHz幅の無線局のみが対象となり、5MHz幅の無線局は人口カバー率を算出する対象にはならない。

総務省 電波利用ホームページ

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