KDDIがHTC製のWiMAX対応スマートフォン「EVO」を4月に発売

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日本経済新聞の報道によると、KDDIが国内初のWiMAX対応スマートフォン「EVO」を4月に発売すると報道している。
WiMAX方式とCDMA2000方式に対応したデュアルバンド端末となりWiMAX方式の通信が圏外となる地域ではCDMA2000方式に切り替えて使用することが可能である。
台湾HTCが開発や製造をしており、Sprint Nextel向けに供給されているHTC EVO 4Gがベースとなる。
WiMAX方式の通信を使うことによって、高速通信が可能になったりCDMA2000ネットワークへの負荷が軽減することが可能となる。
WiMAX/CDMA2000方式に対応したデュアルバンドの端末はCDMA HTI11の存在が確認されている。
WiMAX方式の通信は2500MHz帯に対応しており、CDMA2000方式の通信は2100/新800/800MHz帯に対応している。
Bluetooth及び無線LAN方式の通信にも対応している。
2月28日の午前10時から発表記者会見が行われる。
因みに、EVOの読み方はエヴォではなくてイーヴォ。
参考までに、Sprint Nextel向けに販売されているHTC EVO 4Gのスペックは下記の通り。
形状：ストレート(キックスタンド付き)
サイズ(長さ×幅×厚さ)：約122.0×66.0×13.0(mm)
質量：約170(g)
OS：Android 2.2 Froyo Version ※1
チップセット：Qualcomm QSD8650 Snapdragon
CPU：Scorpion
CPU動作周波数：1GHz
音声通話：CDMA2000(1900/800MHz)
データ通信：IEEE 802.16e(2.5-2.7GHz)/EV-DO Rev.A(1900/800MHz)
メインディスプレイ方式：TFT液晶
メインディスプレイサイズ：約4.3インチ
メインディスプレイ解像度：WVGA(480*800)
タッチパネル：静電容量式(マルチタッチ対応)
メインカメラ画素数：約800万画素
メインカメラ撮像素子：CMOS
フォトライト：デュアルLED
サブカメラ画素数：約130万画素
サブカメラ撮像素子：CMOS
動画撮影：720pHD(1280*720),20fps
RAM：512MB
ROM：1GB
外部メモリー：microSD最大2GB/microSDHC最大32GB
Bluetooth：2.1+EDR
USB通信：対応
無線LAN：Wi-Fi IEEE 802.11 b/g/n ※2
GPS：A-GPS
電池パック：リチウムイオン電池(取り外し可)
電池パック容量：1500mAh
※1. Android 2.1 Eclair Versionを搭載して発売されたが、Android 2.2 Froyo Versionへバージョンアップが実施されている。
※2. Android 2.2 Froyo Versionへのアップデート時にIEEE 802.11 n(2.4GHz帯のみ)に対応している。
KDDI向けの端末はAndroid 2.2 Froyo Versionを搭載して発売すると予想。
希望を言うなら、RAMを768MBにしてチップセットをQualcomm MSM8655 SnapdragonにしてHTC Desire HD並みのスペックで出してもらいたいところ。
KDDIもスマートフォンのラインナップが充実してくるので楽しみにしておきたい。

・WiMAX対応スマートフォン4月発売 KDDI ：日本経済新聞
http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C889DE0E1E4E4E1E0E1E2E3EAE2E0E0E2E3E38698E0E2E2E2