NTTドコモが2019年度上半期の業績を発表
- 2019年10月29日
- docomo-総合
NTT DOCOMOは2019年度(2020年3月期)上半期の業績を発表した。
2019年度上半期の営業収益は前年同期比2.5%減の2兆3,300億円、営業利益は前年同期比11.5%減の5,403億円、株主に帰属する当期純利益は前年同期比8.5%減の3,724億円となった。
前年同期比で減収減益を記録したことが分かる。
セグメント別では通信事業の営業収益が前年同期比4.6%減の1兆8,711億円、営業利益が前年同期比15.0%減の4,457億円、スマートライフ領域の営業収益が前年同期比7.4%増の4,733億円、営業利益が前年同期比9.9%増の945億円となっている。
なお、スマートライフ領域にはスマートライフ事業のほか、通信事業以外のその他の事業も含まれている。
2019年9月30日時点の事業データも公開されており、携帯電話サービスの契約数は前年同期比2.8%増の約7,920万3,000件となった。
すべての携帯電話サービスの契約数のうち、LTE方式を利用できるLTE(Xi)サービスは前年同期比11.5%増の約5,854万2,000件、W-CDMA方式を利用できるFOMAサービスは前年同期比15.8%減の約2,066万1,000件である。
携帯電話サービスの契約数における契約種別の比率はLTE(Xi)サービスが約73.9%、FOMAサービスが約26.1%となっている。
LTE(Xi)サービスは増加する一方で、FOMAサービスは減少が続いており、LTE(Xi)サービスへの移行が進んでいることが分かる。
なお、NTT DOCOMOは2026年3月31日にFOMAサービスの提供を終了することが決定している。
携帯電話サービスの契約数のうちスマートフォンおよびタブレットの利用数は前年同期比4.9%増の約4,114万5,000件となった。
携帯電話サービスの契約数におけるスマートフォンおよびタブレットの利用数の比率は約51.9%である。
また、2019年9月末に終了した3ヶ月間となる2019年度第2四半期に限定した端末販売台数は総数が579万7,000台で、うち新規販売数が267万9,000台、スマートフォンおよびタブレットが320万3,000台、うちタブレットが24万1,000台となっている。
2019年度第2四半期に限定した日本円(JPY)ベースの総合ARPU (1回線当たり月間平均収入)は前年同期比1.7%減の4,740円に低下しており、総合ARPUのモバイルARPUが4,240円、ドコモ光ARPUが500円である。
MOU (1回線当たり月間平均通話時間)は前年同期比2.2%減の133分となった。
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