台湾の中華電信が2019年Q3の業績を発表
- 2019年11月08日
- 海外携帯電話
台湾の移動体通信事業者(MNO)であるChunghwa Telecom (中華電信)は2019年第3四半期の業績を発表した。
2019年第3四半期の連結売上高は前年同期比3.5%減の508億4,800万台湾ドル(約1,802億円)、EBITDAは前年同期比2.4%増の188億1,300万台湾ドル(約667億円)、EBITDAマージンは前年同期比2.13ポイント増の37.00%、親会社の株主に帰属する当期純利益は前年同期比の4.9%減の80億9,100万台湾ドル(約287億円)となった。
前年同期比で減収減益を記録したことになる。
分野別の業績も公開されている。
移動体通信分野の売上高は前年同期比0.7%増の236億3,000万台湾ドル(約838億円)となった。
移動体通信分野の詳細も公表されており、移動体通信サービスが前年同期比2.1%減の147億3,000万台湾ドル(約522億円)、端末販売が前年同期比6.2%増の85億8,700万台湾ドル(約305億円)である。
端末販売はスマートフォンを含めた携帯電話、タブレット、データ通信専用端末が集計の対象となっている。
連結売上高のうち移動体通信分野は46.47%と半数近くを占める。
Chunghwa Telecomの業績発表における報告セグメント区分を基準とすると、Chunghwa Telecomにとって最大の事業が移動体通信分野の事業となる。
2019年第3四半期末の事業データも公開されている。
移動体通信サービスの加入件数は前年同期比0.8%増の1,064万件となった。
加入件数は前年同期比では微増となったが、月単位では増減を繰り返しており、ほぼ飽和状態にあると考えられる。
なお、Chunghwa Telecomは移動体通信サービスの加入件数を基準とすると、台湾で最大の移動体通信事業者である。
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